みなさん楽しいクリスマスを!













11月中、 Movemberというスペルをよく目にした。

てっきりタイポかと思っていたら、

Moustache and November (口ひげと11月)の造語だった。

女性の乳がんに対する取り組みに刺激を受け、

男性の健康への注意を喚起するため、

とりあえず30日間口ひげを生やすという、

ジョークなのか本気なのかよく分からない催し。

ガンで友人を亡くした経験のある同僚を思いやってか、

夫もひげの11月だった。



それもいいかもしれないけれど、健康を考えるなら、

まずはその手元にあるビールをやめてみたら?

とわたしとしては思うのだけれど、

けしてプラクティカルでないことを本気でやるのが

男の人なのかもね、とも思う。



ともあれ口ひげが無くなって、12月。













































Paul Smith

クールなメンズウェアをフェミニンにアレンジしたポールスミス。スマートなスーツの裏地に、クラシックなフラワープリントやポルカドットをのぞかせて。ラストはちょっとベルトの本数が多い特攻服のような気合いの入ったルックで締めていた。

とにかくスペースの狭いフォトグラファーエリアで、開いている場所を探していると、「絶対に動いてカメラを揺らさないならいいよ。」と、ビデオカメラマンが三脚の中に入らせてくれた。小さいと、時々ラッキー。


























Lovely BILL NIGHY


























Margaret Howell

白は撮るときは飛びやすいので注意が必要。そんなことはおかまい無しに、白の後に、黒人モデルを使った暗めのトーンが来たりすると、ケンカを売ってるんじゃないかと思うことさえある。勝手な言い分なのだけれど。

シンプルなコットンの白を、ほんの心持ちアンダー目に撮影したマーガレット・ハウエルは、それでも、夏がまた待ち遠しくなるような、さわやかなアイテムがいっぱいで素敵だった。海辺を歩きたい、ブルーのストライプワンピは来年のウィッシュリストに。50年代風のブルマービキニ(デカパン風)は、モデル体型じゃないと着こなすのは難しいと思ったけれど、、、





















Michael van der Ham

今季がソロのデビューとなる Michael van der Ham。一枚のドレスを成すコラージュのような、パッチワークのような様々なファブリックと、その美しいレイヤードが彼の持ち味。パープル、コバルト、オリーブなど夏にしては深い色味が新鮮。

「左回りに歩くのに、左手にバッグを持ったらアップが撮れないじゃないか!」と真後ろのディテールカメラマンが怒っていたけれど、撮影中にぶつぶつ言われると気が散って迷惑なんですが。でもその、クリスタルがたくさんついたクラッチ、ものすごく素敵でわたしも良く見たかった。




























Twenty8Twelve

「キャットウォークにフラットシューズ?」というのが、まずびっくりのシエナ&サヴァナ姉妹。旅する女の子をイメージしたコレクションは、歩きやすそうなフラットのサンダル(キラキラのリボンがついた)に合わせた、ウェアラブルなデザイン。白いパニエをのぞかせつつで膨らませたミニスカートが印象的だった。

ショウが始まる前に、キャットウォークできゃっきゃと遊んでいた小さな男の子は、サヴァナの息子だったらしい。フロントロウにはもちろんジュードロウも。(韻を踏んだわけではないです。)



















Topshop Unique

セントパンキュラスへ移る以前にユーロスター発着駅だった、ウォタールーのプラットフォームでのショウ。延々と続くスロープを登って行くと、懐かしい吹き抜けのホームへ。自然光がさんさんと入る会場は、一瞬の日の陰りで設定値を細かく変えなければならないので得てして大変。その上、適当なスペースが空いていなかったので、後方に潜り込み、カメラバッグにしている小型のリモワのスーツケースを「立てて」置いた上に(ヒールで)立ち、一脚でバランスを取りつつ撮影という一番大変なショウだった。羊みたいなふわふわのアフロと、タッセルのついた透明のプラットフォームシューズがかわいかったことだけ覚えている。



















House of Holland

キラキラ、スケスケ、ふわふわと、色々な素材を取り入れたヘンリー・ホランドのショウは、ひとつのパーティーのゲストを丸ごと連れてきたみたいだった。金糸でボタニカルな刺繍を施したパンツや、首元から膝までのフリンジ、キラキラ星が踊るベルボトムパンツ、フェイクファーのイヤリング(これも次々フロアに落下して大変)、ショウのラストをひと際大きな歓声でにぎわしたアグネス・ディーンまで、まさにパーティパーティなコレクション。












Orla Kiely

初日ひとつめに向かったプレゼンテーションは、オーラ・カイリー。ジャック・ドゥミ監督の名作「ロシュフォールの恋人たち」からヒントを得た、60s色たっぷりのコレクション。丸襟やAラインを多用した、ガーリーでおすましなルックが素敵。



会場内にしつらえられたミニシアターでは、ジア・コッポラによるショートフィルム『From London With Love』を上映。女優のナタリー・ラブが、スカートをひるがえしながら、ロンドン中を走り回る姿がとてつもなくキュートなフィルムだった。女の子をかわいく撮る腕前は、さすがソフィア・コッポラの姪。スタイリングは、「LULA」の編集長リース・クラーク。この日の会場にも同席していたのを見かけた。



















PPQ

モロッコやトルコのエスニックなテイストを、遊び心たっぷりに取り入れたPPQ。カラフルなシルクサテン、大胆なパターン使いと、ハイウェスト。どれも素敵で、見ていて一番楽しいショウだったけれど、ファーストルックから登場してアイコニックに使われていた「フェズハット」だけはカメラマン泣かせだった。つるつるすべって落ちてしまうんだもの。落ちたハットはずっとそこにあって、写真に写り込む。みんなリタッチするのかな?と思ったけれど、後でヴォーグのウェブをみたら、落ちたままになっていたので、わたしも消さないことにする。






























アナ・ウィンターの呼びかけで始まった

ヴォーグのファッションナイトアウト。

ロンドンは8日の水曜日でした。



おしゃれスナップも、たくさん撮れそう!

と、カメラとノートを持ってオックスフォードストリートへ向かう。

とはいえ、まずは老舗デパート、リバティ内の

マノロ・ブラニク限定ストア The World of Manolo のオープングへ。

ご本人と、リチャード・ニコールのドレスを着こなしたヤスミン・ル・ボンが登場し、

華やかにテープカット。

リバティプリントを使ったマノロパンプスは、

ここだけの限定品です。欲しい!



ジョンルイスでは、アレックスモンローを始め、

旬のジュエリーデザイナーがお目見え、

ザラでは、包帯モデルたちが売り場でポージング、

そしてアニヤ・ハインドマーチでは

好きなバッグを持って、面白い(?)ポーズで記念撮影。

一番フォトジェニックだった人には

好きなバッグをプレゼント、という楽しい企画だったらしい。



衝動買いはしなかったけれど、

ちょっと気になるものが何点かあったので、また日を改めてお買い物にこよう。

不況の中で、経済を盛り上げようと始まった催し。

「経済のためだから」も、結局はお買いもののいいわけ。








Buttersea park road 2010






写真集を持っているのだけれど、

これはどうしてもプリントを見てみたかった。

サリー マンの “The Family and the Land”

エキシビジョンの最終日に行くことができた。



彼女自身の3人の子供たちを、

ヴァージニアの雄大な自然をバックグラウンドに

10年に渡り撮影した作品群。



色々な見方があると思うのだけれど

わたしにとって、この作品が意味を持つのは、

彼女が母親になる前から、

もうずっとフォトグラファーだったのだということを

強く感じるからだと思う。



かわいらしさとか、親密さとはどこまでも遠い

生と死を意識せずにはいられないもの、

人体や大自然の美しさ、

こどもが、目の前にいるのに、

まるでいないかのようなはかない表情を見せる一瞬。



自分の子を前に、そんな冷静でストイックな視線を

持つことが出来るなんて、考えられないと思いつつ、

その写真の持つ力強さに感動してしまう。

一歩の妥協も無い、という感じ。

冴え冴えとして、ゴーストリーな雰囲気の、

とても良いエキシビジョンだった。





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